カウンセリング
娘のカウンセラーS先生。
私もS先生のカウンセリングを受けていた。
1年ほど受けて、娘の事ではなく自分の生きづらさを話して泣いた。
S先生は、私との話の中で違和感を感じていたらしいが、ようやくどうしてなのかわかったらしい。親というものは普通子どもが死にたいと言ったらうろたえ止めようとするらしい。必死で。
私は違った。私は娘の【死にたい】と言う気持ちがわかる。生きてるのがいいのかどうかわからないってS先生に話したのだ。
その後まもなく娘はS先生のカウンセリングを受けることになった。
娘が、カウンセリング受けた方がいいのかなって。ダメ元で一緒にカウンセリングに行ってみるよう誘った。誘いに乗ってきた。行きたくない時は行かないって言う娘だから、無理強いではないはず。
S先生には前もって連絡。娘と話をするからと私は別室で待機。40分ほど経ち先生に呼ばれる。部屋に入ると娘は涙を流していた。それからは娘がS先生のカウンセリングを受けることになる。娘に繋げる事が出来、私の役目は終わる。親がカウンセリング受けるより娘が直接受けるのがいいに決まってる。
私はちょっぴり心配した。以前の心療内科医師を嫌っていたから。
娘はカウンセリングをさぼらず、S先生の悪口も言わず通い続けてる。合ってるのかな。人対人だから合う合わないがある。合わないと遠のく。
カウンセリングを始めて数ヶ月後、娘が「親父を許してもいいのだけど…」と。
それまでは「親父のあり金を全部使い果たしてから死んでやる」って。そんなことを言い放っていた娘。父親を許す。そんなことを言えるまでになったのか?
先は長い。焦らずあきらめず。
私自身ようやく自分のことを好きになってきた。生きるのが楽しい。娘も人生楽しいって早く思えるようになりますように。